2025年度

運輸安全マネジメントに関する取り組みについて
有限会社 ファン


◎ 輸送の安全に関する基本的な方針

○経営トップの方針

「安全をパートナーに、安心をサポート。」

「安全はすべてに優先する。」

「関係法令及び社内規定を尊重する」


○取組事項

(1) 経営トップ及び安全総括管理・安全管理責任者は、お客様の安全確保を第一に安全が事業経営の根幹であることを

    深く認識し、社内において輸送の安全の確保に主導的な役割を果たしてまいります。

(2) 安全確保のため、日ごろから危険要素の排除に努め、安全に関する計画の策定・実行・チェック・改善(PDCA)を

    確実に実施し、輸送の安全に関する情報についても、積極的に公表いたします。

(3) 安全に関する教育・研修・実技訓練等を積極的に実施します。

(4) 常に安全意識を高く持ち、社会の貢献に対応しつつ確固とした体制を構築し、法令遵守を徹底します。

(5) 事故・災害・テロ等が発生した場合には、お客様の救護を最優先に行い関係機関との連携を密にし、

    被害の拡大防止と早期復旧を図るととも、輸送の安全に関する情報を、積極的に公表します。



○ 2024年度の取り組みについて(2024.4〜2025.3)

(1) 安全方針に基づく目標

  ・ 重大事故 0件の継続

  ・ 自損事故前年比 50%削減

(2) 輸送の安全に関する目標及び当該目標の達成状況

  ・ 重大事故 0件。継続目標は達成。

  ・ 自損事故前年比 14件でしたが、今年度の自損事故件数 9件で50%削減の目標には達成できませんでした。


2023年度事故件数        2024年度事故件数
  事故件数 14件            事故件数 17件
  前方事故 5件            前方事故 7件
  側面事故 4件            側面事故 4件
  後方事故 5件            後方事故 6件

後方不注意の事故は、周りの安全確認を行えば防げることのできる事故

自動車事故報告規則第2条に規定する事故に関する統計

○ 報告件数・・・・・・・・・0件(前年 0件)



1.輸送の安全に関する計画及び報告


○ 安全運動計画

 1.春の全国交通安全運動
 2.事故防止キャンペーン
 3.交通マナーを高める無事故キャンペーン
 4.秋の全国交通安全運動
 5.飲酒運転防止運動
 6.無事故連続150日運動
 7.エコドライブ運動
 8.年末年始輸送等の安全総点検
 9.夏季輸送等安全総点検



 輸送の安全確保に関する重点施策

 1.安全方針の周知

 2.経営トップ・運行管理者・整備管理者・乗務員代表が毎月1回の安全運行・事故防止対策会議を実施

   (重大事故発生時は緊急事故対策会議を実施)

 3.経営トップ・安全統括管理者・安全管理課等による点呼立会い査察

 4.運輸規則に基づく厳正な点呼の実施

  @始業・中間点呼・終業点呼等においてのアルコール検知器による確認

  A運転免許証有効期限切れと不携帯の目視による確認

  B日常の健康管理、運行管理が乗務員に対して、点呼時に健康状態の聞き取りを行い、異常がないことを確認

 5.飲酒運転撲滅の継続的な取り組み


 6.健康管理対策の充実

  @全運転手は定期健康診断(法定)年2回実施し

   診断結果の把握をするとともに、必要に応じた再検査等の受診・産業医による診断指導の実施

  A今年度に全社員に脳MRIの実施予定


 7.運転記録証明書

   全運転手の運転記録証明書を取得し、交通事故及び違反の有無の確認


 8.ドライブレコーダー・デジタルタコグラフの有効活用


 9.経営トップ・運転者・その他の従業員によるミーティングを定期的に実施


10.運転手に対する適性診断の実施

  @一般診断を3年に一度受診し、新たに雇い入れた際は初任診断を実施

  A事故惹起者は特定診断T・Uを実施




2.輸送の安全に関して教育及び研修


 1.社外研修

  @運行管理者一般講習を独立行政法人自動車事故対策機構にて2年に1度実施

  A外部による研修を交通教育センターレインボー埼玉にて定期的に実施

    (安全点検・制動距離・ブレイキング・低ミュー路体験・全体運転等の実技を実施)

  B国土交通省関東運輸局にて行われている運輸安全セミナー・ガイドラインセミナー・内部監査セミナー・

    リスク管理セミナー など定期的に参加


 2.乗務員教育の実施

  @新規雇用及び運転者選任の際は、初任運転教育を実施【実技20時間、座学10時間(旅客)・座学15時間(貨物)】

  A運転適性診断を3年に1度実施

  B事故惹起者の再教育(外部による社外研修)

  Cヒヤリハット情報での座学(1年に1回)

  D半年ごとに乗務員教育を行い、座学・筆記試験・アンケート調査を実施






3.内部監査及び運行管理業務監査の実施


 (1)本社管理部門に対する内部監査の実施

    監査担当が内部監査規程に基づき、経営トップ・安全管理責任者に対してインタビューをし、

    事故防止の取り組み及び運輸安全マネジメント制度の遂行状況の確認を実施(2021.3月)


 (2)運行業務点検の実施

    旅客自動車運送事業運輸規則第48条(運行管理者の業務等)に基づいた運行業務が適切になされてるか

    検証するため本社営業所にて安全管理課が年3回の業務点検を行い、助言・改善点の指導の実施




4.輸送の安全に関する投資実績(2024年年4月〜2025年3月)


 (1)安全に関する投資
項      目 投 資 額 (単位:千円)
教育指導 外部運転安全教育 1,000
教育指導費
健康管理 定期健康診断 (年2回) 400
720
脳ドック検査費
法令遵守 アルコール検知器購入費 1,000
車輌整備・点検・車検費
バックモニター購入費
その他 500




 2025年度の取り組みについて(2025年4月〜2026年3月)

2024年度に取り組んだ内容を統括・分析した結果、継続した安全性の向上を目指し取り組んでいきます。

○経営トップの方針


                     ※前年度の方針を継承し、輸送の安全確保に引き続き努めていきます。

○ 輸送の安全に関する目標

 (1)重大事故    高速道路での事故・積雪凍結路でのスリップ事故等、社会的影響を及ぼす事故0件目標

 (2)有責事故    追突事故・接触事故・人身事故等の当社責任事故0件目標

 (3)自損事故    前年比50%削減

 (4)具体的な数値目標 有責事故前年度比50%削減(軽微な事故含)


1.輸送の安全に関する計画

○ 安全運動関係

 1.春の全国交通安全運動

 2.事故防止キャンペーン

 3.交通マナーを高める無事故キャンペーン

 4.秋の全国交通安全運動

 5.飲酒運転防止運動

 6.無事故連続150日運動

 7.エコドライブ運動

 8.年末年始輸送等の安全総点検

 9.夏季輸送等安全総点検




2. 輸送の安全確保に関する重点施策


 1.安全方針の周知

 2.経営トップ・運行管理者・整備管理者・乗務員代表が毎月1回の安全運行・事故防止対策会議を実施
   (重大事故発生時は緊急事故対策会議を実施)

 3.経営トップ・安全統括管理者・安全管理課等による点呼立会い確認

 4.運輸規則に基づく厳正な点呼の実施

  @始業・中間点呼・終業点呼等においてのアルコール検知器による確認

  A運転免許証有効期限切れと不携帯の目視による確認

  B日常の健康管理、運行管理が乗務員に対して、点呼時に健康状態の聞き取りを行い、異常がないことを確認

 5.飲酒運転撲滅の継続的な取り組み

 6.健康管理対策の充実

  @全運転手は定期健康診断(法定)年2回実施し、診断結果の把握をするとともに、必要に応じた再検査等の受診・

    産業医による診断指導の実施

  A脳MRIの実施

 7.運転記録証明書

   全運転手の運転記録証明書を取得し、交通事故及び違反の有無の確認

 8.ドライブレコーダー・デジタルタコグラフの有効活用

 9.経営トップ・運転者・その他の従業員によるミーティングを定期的に実施

10.運転手に対する適性診断の実施

  @一般診断を3年に一度受診し、新たに雇い入れた際は初任診断を実施

  A事故惹起者は特定診断T・Uを実施




3.輸送の安全に関して教育、研修及び安全対策



 1.運行管理者に対する教育

  @運行管理者一般講習を独立行政法人自動車事故対策機構にて2年に1度実施

  A外部による研修を交通教育センターレインボー埼玉にて定期的に実施

    (安全点検・制動距離・ブレイキング・低ミュー路体験・全体運転等の実技を実施)

  B国土交通省関東運輸局にて行われている運輸安全セミナー・ガイドラインセミナー・内部監査セミナー・

    リスク管理セミナーなどに定期的参加


 2.乗務員教育の実施

  @新規雇用及び運転者選任の際は、初任運転教育を実施(実技20時間、座学10時間(旅客)・ 15時間(貨物)

  A運転適性診断を3年に1度実施

  B事故惹起者の再教育(外部による社外研修)

  Cヒヤリハット情報での座学(1年に1回)

  D半年ごとに乗務員教育を行い、座学・筆記試験・アンケート調査を実施


 3.乗務員に対する安全対策

  @脳MRI受診(全社員を対象)

  A睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査


 4.危険管理並びにリスク管理体制の強化

  @テロ・ハイジャック等の各種緊急対応マニュアルの継続的な見直しと周知


 5.運輸安全マネジメント研修の受講

  @国土交通省関東運輸局にて行われている運輸安全セミナー・ガイドラインセミナー・内部監査セミナー・

    リスク管理セミナーなどに定期的参加



4.内部監査及び運行管理業務監査の実施


 (1)本社管理部門に対する内部監査の実施

    監査担当が内部監査規程に基づき、経営トップ・安全管理責任者に対してインタビューをし、

    事故防止の取り組み及び運輸安全マネジメント制度の遂行状況の確認(2025.10月実施予定)


 (2)運行業務点検の実施

    旅客自動車運送事業運輸規則第48条(運行管理者の業務等)に基づいた運行業務が適切になされてるか

    検証するため本社営業所にて安全管理課が年3回の業務点検を行い、助言・改善点の指導の実施




5.輸送の安全に関する投資計画
                                                                         (単位:千円)
項目
教育指導 外部研修・適性診断 1,000
社内での安全教育
健康管理 定期健康診断(年2回実施) 1,000
脳ドック検査
法令遵守 デジタルタコメータ−・ドライブレコーダー 1,000
車輌 整備・点検・車検 2,000
その他 1,000



6.輸送の安全に関する組織体制及び指揮命令系統図


輸送安全に関する組織体制及び指揮命令系統
有限会社 ファン 安全管理組織図

安全統括管理者

 旅客部門  代表取締役  杉山直也
 貨物部門  取締役     三浦宗則


事故・事件・災害発生時の報告連絡体制図




7.安全統括管理者及び安全管理規程

  安全統括管理者  杉山 直也

  安全管理規程   平成29年 4月 改正



 
以上、『運輸安全マネジメント』の導入と実施について。







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